【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の当局者は4日、南北共同連絡事務所間の電話による定時連絡が同日午前は行われなかったと記者団に伝えた。北朝鮮との間の通信回線の不具合など、技術的問題によるものかどうかを確認しているという。
南北間の軍通信線でファクスをやり取りする韓国軍関係者(国防部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
北朝鮮が故意に韓国からの連絡に応じなかった可能性については、「原因が解明されていないため、現段階では南北間の通信回線を正常につなぐために努力することが重要だ」と指摘した。
韓国と北朝鮮は普段、毎日午前9時と午後5時に共同連絡事務所間の定時連絡を行っている。
一方、南北間の黄海の軍通信線ではこの日、通常通り午前の定時連絡が行われたという。
韓国軍の合同参謀本部によると、北朝鮮は4日午前7時23分ごろ、北西部の慈江道舞坪里付近から中距離弾道ミサイル(IRBM)1発を発射した。ミサイルは日本上空を通過した。
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