【ソウル聯合ニュース】韓国政府は19日、日本など8カ国・地域に対して査証(ビザ)なしでの短期滞在を認める措置を11月1日から全面的に再開することを決めた。
ソウルにある朝鮮王朝時代の宮殿、昌徳宮を訪れた外国人観光客=(聯合ニュース)
ビザなし入国を認めるのは日本、台湾、マカオのアジア3カ国・地域とソロモン諸島、キリバス、ミクロネシア連邦、サモア、トンガの五つの太平洋島しょ国。
これらの国・地域は、いずれも韓国人のビザなし入国を再開している。
韓国政府は日本、台湾、マカオに対しては8月から今月末まで一時的にビザなしでの入国を許可したが、五つの太平洋島しょ国に対してはビザなし入国の停止措置を維持してきた。
今回の措置により、新型コロナウイルスの感染拡大後に韓国へのビザなし入国を中断した91カ国・地域の全てに対してビザなし入国を認めることになった。
韓国にビザなしで入国できるのは計112カ国・地域で、ビザなし入国の全面再開は2年半ぶり。
政府は日本に対し2020年3月9日にビザなし入国を中断し、同年4月13日には韓国人に対し入国禁止措置を取った他の国・地域に対してもビザなし入国を一時的に停止した。
日本政府が新型コロナウイルスの水際対策を緩和し、ノービザ入国を再開した11日、ソウルの金浦国際空港では日本に向かう観光客の長い列ができた=(聯合ニュース)
ynhrm@yna.co.kr
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