【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の任洙奭(イム・スソク)報道官は20日の定例会見で、趙賢東(チョ・ヒョンドン)同部第1次官の来週の訪日を機に開く韓日外務次官会談で徴用問題を議論する予定だと明らかにした。
今年6月にソウルで会談した森氏(左)と趙氏(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
趙氏は26日に東京で開かれる韓米日の外務次官協議のため25~27日に訪日する。滞在中に森健良外務事務次官と個別に会談する予定だ。
趙氏は日本による植民地時代の韓国人徴用被害者への賠償問題の解決策を模索するため韓国政府が設置した官民協議会を主宰していたため、森氏との会談は韓日の外交当局間で同問題を協議する意味のある場になるとみられる。
韓日間ではこのところ、当局間の接点を探る動きが活発になっている。先月の米ニューヨークでの国連総会に合わせて両国の首脳と外相がそれぞれ会談し、今月11日にはソウルで局長級協議を開いた。
外交部の当局者は趙氏の日本での日程について、「日本の高官の表敬訪問も日程に含まれていると承知している」と記者団に伝えた。
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