【ソウル聯合ニュース】韓国外交部によると、30日午後9時現在、ソウル・梨泰院でハロウィーンイベントに押し寄せた多数の人が転倒し多くの死傷者が出た事故による外国人の死者は26人、負傷者は15人となった。
事故現場の近くに供えられた花束=(聯合ニュース)
外国人死者の国籍はイランが5人、中国、ロシアがそれぞれ4人、米国、日本がそれぞれ2人、フランス、オーストラリア、ノルウェー、オーストリア、ベトナム、タイ、カザフスタン、ウズベキスタン、スリランカが各1人だった。負傷者の大半は病院で治療を受けた後、帰宅した。
外交部は外国人死者の遺族の韓国入国など葬儀に向けた支援に必要な全ての措置を取っていると説明した。同部の朴振(パク・ジン)長官は、外国人死傷者の出身国の在韓公館にお悔やみの手紙を送る予定だ。
政府は31日午前、同事故を受けて設置された中央災難(災害)安全対策本部の会議を開く予定だ。本部長を務める韓悳洙(ハン・ドクス)首相が会議を主宰する。
また、政府は11月5日までの「国家哀悼期間」にソウル市庁前のソウル広場と事故現場に近い緑莎坪駅広場に合同焼香所を設置する。
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