【世宗聯合ニュース】韓国の統計庁が2日発表した消費者物価動向によると、10月の消費者物価指数は前年同月比5.7%上昇した。
10月の消費者物価指数は前年同月比5.7%上昇した(資料写真)=(聯合ニュース)
石油類価格の上昇幅は鈍化したが、公共料金引き上げの影響に加え電気・ガス・水道の上昇幅が拡大し、物価全体の上昇を押し上げた。
消費者物価の上昇率は6月が6.0%、7月が6.3%とアジア通貨危機以来の高水準となったが、8月は5.7%、9月は5.6%と鈍化。10月は3カ月ぶりに上昇率が拡大した。
10月の物価指数を品目別にみると、電気・ガス料金引き上げの影響で電気・ガス・水道が23.1%上昇し、統計を取り始めた2010年1月以降で最高を記録した。
統計庁の関係者は「石油類などの工業製品と農畜水産物の価格は上昇傾向が鈍化したが、電気・水道・ガスの上昇傾向が拡大し、上昇幅が広がった」とした上で、物価上昇率が6%を上回ることはないとの見通しを示し、7月がピークだった可能性があると述べた。
ynhrm@yna.co.kr
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