【ソウル聯合ニュース】韓国外交部によると、趙賢東(チョ・ヒョンドン)同部第1次官は7日、米国のシャーマン国務副長官、日本の森健良外務次官と電話で協議した。北朝鮮が近ごろ異例の規模と方法でミサイルを使った挑発を繰り返していることを強く非難し、今後の対応に関する3カ国の協力策を話し合った。
韓米日の外務次官は10月26日に東京都内で協議している。共同記者会見を行う(左から)趙氏、森氏、シャーマン氏(資料写真)=(聯合ニュース)
3氏は、北朝鮮の弾道ミサイル発射は国連安全保障理事会の複数の決議に違反し、朝鮮半島と国際社会全体の平和と安定に深刻な脅威を及ぼすと指摘。北朝鮮の孤立を深め、韓米同盟と韓米日安保協力を強化させるだけだと強調した。
今週と来週開催される東アジア首脳会議(EAS)、主要20カ国・地域(G20)首脳会議といった多国間の首脳会議でも北朝鮮の挑発に対し断固とした、一致したメッセージが打ち出されるよう、3カ国が緊密に連携することを申し合わせた。
北朝鮮が核・ミサイル脅威を強める中、韓米日は先月26日に東京都内で外務次官協議を開き、3カ国間の連携強化で一致している。北朝鮮が7回目の核実験に踏み切る場合は前例のない強い対応が必要との認識を共有した。
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