【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル・梨泰院で先月29日に起きた雑踏事故を巡り、警察庁の特別捜査本部は17日、行政安全部とソウル市庁、ソウル市自治警察委員会に対する強制捜査に踏み切った。
雑踏事故の特別捜査本部(資料写真)=(聯合ニュース)
行政安全部の災難(災害)安全管理本部ソウル状況センターなど22カ所に捜査官を派遣し、ハロウィーン関連報告書や事故への対応に関する資料の押収を進めている。
行政安全部はソウル状況センターに加え政府世宗庁舎内の中央災難安全状況室、安全管理政策官室、災難対応政策官室など12カ所が、ソウル市庁は安全総括課、安全支援課など8カ所が捜索対象となった。
同事故はハロウィーンを前に梨泰院を訪れた人々が細い坂道に密集して身動きが取れなくなり、折り重なるように倒れたことで発生。158人が亡くなった。
tnak51@yna.co.kr
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