【ソウル聯合ニュース】韓国外交部で北朝鮮問題を担当する金健(キム・ゴン)朝鮮半島平和交渉本部長は17日午後、米国務省のソン・キム北朝鮮担当特別代表、日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長とそれぞれ電話協議を行い、北朝鮮が同日に短距離弾道ミサイルを発射したことを強く非難した。
9月7日、東京で会談した(右から)韓国外交部の金健・朝鮮半島平和交渉本部長、日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長、米国務省のソン・キム北朝鮮担当特別代表=(聯合ニュース)
韓国外交部によると、3氏は北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相がミサイル発射前に発表した談話について域内の緊張の高まりの責任を韓米などに転嫁していると指摘するとともに、国連安全保障理事会決議に反する核・ミサイル開発はいかなる状況でも正当化できないと強調。北朝鮮が朝鮮半島の平和と安定を望むなら、解決策は対話への復帰という正しい選択を行うべきという認識を改めて確認した。
また、国際社会が一致して断固とした対応を取るよう、引き続き2国間・3カ国間の連携を強化していくことを確認した。
北朝鮮は同日、崔外相が談話を発表してから約1時間40分後に朝鮮半島東の東海に向けて短距離弾道ミサイル1発を発射した。北朝鮮が弾道ミサイルを発射するのは9日以来8日ぶりとなる。
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