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韓米の新たな政策協議体が始動 北朝鮮ミサイルに対応 

2022.11.18 10:59

【ソウル聯合ニュース】韓国国防部と米国防総省は18日、「ミサイル対応政策協議体(CMWG)」の第1回会合をソウルの国防部で開催した。北朝鮮がミサイルによる挑発を繰り返す中、韓米はミサイル専門の政策協議会を新たに設け、始動させた。

韓米は11月3日(現地時間)に米国防総省で定例安保協議(SCM)を開催し、CMWG新設を承認した。韓国の李鐘燮国防部長官(左)とオースティン米国防長官(国防部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 第1回会合にはミサイル関連政策を担当する双方の課長級が出席した。韓国国防部は「韓米はこの協議体を通じ、高度化する北のミサイル脅威に備えた両国国防当局間の連携体制を強化し、同盟国のミサイル対応能力と体制強化に向け政策的な協力を一層スピーディーに推進していく」と説明した。

 CMWGは、韓米がミサイル分野でより深層的な政策連携の基盤を築くために韓米抑止戦略委員会(DSC)の下に新設した協議体。韓米の安全保障協議体制は最上位に定例安保協議(SCM)があり、その下に統合国防対話(KIDD)が位置する。KIDDを構成するDSCの所属として新たにCMWGを置いた。

 北朝鮮は大陸間弾道ミサイル(ICBM)と各種の短距離弾道ミサイルに核弾頭を搭載するレベルまで技術力を向上させているとみられる。これに対し韓米は、8月にソウルで開催したKIDDでCMWG新設に合意し、今月3日に米国防総省で開催したSCMで承認した。

 北朝鮮は今年に入り弾道ミサイルを35回、巡航ミサイルを3回、それぞれ発射した。5月の尹錫悦(ユン・ソクヨル)韓国新政権の発足後では25回に上る。

mgk1202@yna.co.kr

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