【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は18日、李鐘燮(イ・ジョンソプ)同部長官が22~24日にカンボジアで開かれる拡大東南アジア諸国連合(ASEAN)国防相会議(ADMMプラス)に出席すると発表した。
李鐘燮・国防部長官(左から2人目、資料写真)=(聯合ニュース)
ADMMプラスは、ASEAN加盟10カ国と韓国、米国、中国、日本、ロシア、インド、オーストラリア、ニュージーランドの計18カ国が参加する安全保障に関する協議体。今回は3年ぶりに対面形式で開かれる。
李氏は同会議で、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領がこのほど韓国・ASEAN首脳会議で発表した韓国の新たなインド太平洋戦略を紹介する。特に北朝鮮について、核・ミサイル挑発に対し韓米が堅固な連合防衛体制を維持する一方、尹政権が非核化ロードマップ「大胆な構想」を提案して対話の扉を開いていることを説明した上で、国際社会の支持と協力を求める予定だ。
李氏は会議出席を機に中国、ベトナム、フィリピン、オーストラリアなどの国防相と個別に会談し、朝鮮半島を含む地域の安保情勢と国防協力の拡大策を話し合う。
日本との2国間会談開催は、現時点で可能性は低いとされる。
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