【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップが18日発表した調査結果によると、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は前週から1ポイント下がり29%となった。不支持率は1ポイント下落の61%だった。
尹大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
尹大統領の支持率は10月最終週に30%と6週ぶりに30%台を回復した後、ソウル・梨泰院で雑踏事故が発生した直後の調査で29%に低下した。先週は30%に上がったが、今週は再び30%を割り込んだ。
尹大統領を支持しない理由として「外交」「全般的にうまくできていない」「経験と資質の不足・無能」(それぞれ9%)が多く挙がり、「経済と国民生活を顧みない」「梨泰院事故への対処が不十分」(それぞれ8%)が続いた。支持する理由は「外交」(12%)が最も多く、「全般的によくやっている」(10%)、「熱心にやっている・最善を尽くしている」「国防・安全保障」(それぞれ9%)の順だった。
政党支持率は革新系最大野党「共に民主党」が34%、保守系与党「国民の力」が32%で、いずれも前週と同じだった。
韓国ギャラップによると、ここ4週間、尹大統領と与党の支持率は表面的な変化はほぼない。ただ今週は大統領支持・不支持の理由の両方で「外交」がトップだったとし、「大統領の外国訪問に対する有権者の相反する見方が反映された」と指摘した。尹大統領は11~16日に就任後初めて東南アジアを歴訪し、国際会議に出席した。
調査は15~17日、全国の成人1002人を対象に実施された。
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