【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップが２５日発表した調査結果によると、尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領の支持率は前週から１ポイント上がった３０％となった。不支持率は１ポイント上昇の６２％だった。
尹大統領（資料写真）＝（聯合ニュース）
尹大統領を支持しない理由としては「経験と資質の不足・無能」（１０％）、「独断的・一方的」（９％）、「意思疎通が不十分」「外交」（いずれも８％）などが挙がった。支持する理由は「外交」（２０％）が最も多く、「全般的によくやっている」（８％）、「熱心にやっている・最善を尽くしている」「公正・正義・原則」「経済・国民生活」「国防・安全保障」（いずれも５％）などと続いた。
同社は、尹大統領を支持する理由では外交と経済、支持しない理由では意思疎通とメディア弾圧関連の言及が増えたとして、支持者にはサウジアラビアの実力者、ムハンマド皇太子の訪韓などに合わせた経済外交が、不支持者には大統領室がＭＢＣテレビ記者の大統領専用機搭乗を拒否するといったメディア対応などが影響を与えたと分析した。
政党支持率は革新系最大野党「共に民主党」が前週比で１ポイント下落した３３％、保守系与党「国民の力」は前週と同じ３２％だった。
尹大統領が就任後続けてきた出勤時のぶら下がり取材を中断したことについては、「継続すべきだ」が４０％、「中断すべきだ」が４３％だった。８月の調査では「継続すべきだ」が４７％、「中断すべきだ」が３２％となっていた。
調査は２２～２４日、全国の成人１００２人を対象に実施された。
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