【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が1日発表した「オンラインショッピング動向」によると、10月のインターネット通販の取引額は17兆7115億ウォン(約1兆8600億円)で前年同月比8.2%増加した。増加率は過去最低。新型コロナウイルス対策の行動制限の解除に伴い社会活動が活発化し、衣服やスポーツ・レジャー用品の取引額が過去最高を記録した一方、オンラインで出前の注文を受けて配達する飲食サービスは4カ月連続で減少した。
多くの人でにぎわうソウル市内の大型ショッピングモール(資料写真)=(聯合ニュース)
衣服の取引額は前年同月比6.0%増の1兆8609億ウォン、スポーツ・レジャー用品は3.7%増の6138億ウォンとなり、いずれも過去最高だった。旅行・交通サービス(84.0%増)や文化・レジャーサービス(67.0%増)も大きく伸びた。
一方、コロナ禍で伸びていたオンライン注文による飲食サービスの取引額は7.6%減の2兆910億ウォンとなった。7月(5.3%減)から4カ月連続で減少している。外出が増え、需要が出前から外食などに移ったためとみられる。
家電・電子・通信機器の取引額は4.4%増の2兆2045億ウォンで過去最高だった。飲料・食料品は13.1%増の2兆2637億ウォン。
化粧品の取引額は11.1%減と、16カ月連続でマイナスを記録した。
スマートフォン(スマホ)をはじめとするモバイル機器を利用した取引額がネット通販取引額に占める割合は73.0%で、前年同月から0.3ポイント低下した。
tnak51@yna.co.kr
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