【ソウル聯合ニュース】韓国の伝統紙、韓紙の優秀性をアピールする広報動画に出演したガールズグループのＮｅｗＪｅａｎｓ（ニュージーンズ）に対し中国ネットユーザーの批判コメントが殺到したことについて、韓国の広報活動などに取り組む誠信女子大の徐ギョン徳（ソ・ギョンドク）教授が「ひねくれた愛国主義」と批判した。
ＮｅｗＪｅａｎｓが出演した韓紙の広報動画の一部（韓国工芸・デザイン文化振興院提供）＝（聯合ニュース）≪転載・転用禁止≫
動画は韓国文化体育観光部と韓国工芸・デザイン文化振興院が６日に公開したもので、ＮｅｗＪｅａｎｓが韓紙の魅力を紹介している。動画公開後、中国人とみられるネットユーザーからＮｅｗＪｅａｎｓのＳＮＳ（交流サイト）に「紙を発明したのは中国」「製紙術は中国で発明され世界各地に広まった」などとの批判的な投稿が相次いだ。
徐氏は１１日にＳＮＳを通じ「動画は製紙術に関するものではなく韓紙の優秀性を広報している。（動画を）しっかり見ないまま感情的に反応している。韓国文化に対する大きな劣等感がある」と主張。「韓国の伝統文化と大衆文化が世界の注目を浴びていることに中国のネットユーザーが危機感を抱き、ひねくれた愛国主義の姿を露呈している」と指摘した。
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