【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は11日に報道されたAP通信のインタビューで、ロシアとウクライナの戦争の継続が北朝鮮に誤ったシグナルを送りかねないと指摘した。「(戦争が)速やかに解決されなければ、こうした侵略行為を犯しても国際社会から相応の制裁や処罰を受けないというメッセージを北に送る可能性があり、そのメッセージは北の挑発をあおりかねない」と強調した。
尹大統領(大統領室通信写真記者団)=(聯合ニュース)
また、北朝鮮核問題への対応を巡る韓米両国の連携に関し、「韓国も米国も北の核の脅威にさらされているため、互いに協力するのが正しい」と語った。
昨年5月の尹政権の発足以降、対北朝鮮での韓米の連携に関心を持って議論してきたとし、「米国が(自国だけで)対応するシステムから、韓米が力を合わせて対応する次元(に変わる)とみればいいだろう。米国の核資産を運用する過程に韓国も加わる」と説明した。
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