【ソウル聯合ニュース】韓国の権寧世(クォン・ヨンセ)統一部長官がスイスで開かれる世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)への出席に合わせ、国連児童基金(ユニセフ)のラッセル事務局長や世界食糧計画(WFP)のビーズリー事務局長らと会談する。同部が12日、明らかにした。権氏は同会議に出席するため、16~20日にスイスを訪れる。
韓国の権寧世・統一部長官(同部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
権氏は会談で、北朝鮮への人道支援は政治・軍事的な状況を問わず、一貫して推進するという尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の原則を改めて説明し、北朝鮮の人道状況について意見交換する。統一部当局者は記者団に「コロナのため北から撤退した国際機関の今後の事業再開の見通し、北の住民の生活の質を改善するための相互協力についても議論する」と述べた。
権氏はスイス訪問に先立ち、14~16日には尹大統領のアラブ首長国連邦(UAE)訪問に同行する。
統一部は「『大胆な構想』など尹政権の対北政策に対し国際社会からの支持を取り付けたい」と明らかにした。
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