【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は来週初め、ソウルの大統領室で北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長、オースティン米国防長官と相次いで会談する方向で調整している。大統領室関係者が26日、聯合ニュースに明らかにした。
22年6月30日、スペイン・マドリードで会談した尹大統領(左)とNATOのストルテンベルグ事務総長=(聯合ニュース)
尹大統領はストルテンベルグ氏とオースティン氏との会談で、安全保障危機を含む複合的な危機を克服するため、国際社会と連携する方針を改めて示す見通しだ。1年近く続いているウクライナ戦争や北朝鮮による7回目の核実験の可能性などについて議論するか注目される。
尹大統領は昨年11月、NATOに政府代表部を設置するなど、NATOとの連携を強めている。北朝鮮問題を巡っては、韓米同盟の強化を通じ拡大抑止への信頼度を高めている。
大統領室関係者は「世界の供給網(サプライチェーン)回復や同盟強化を巡り意味のある議論が交わされると思う」と述べた。
kimchiboxs@yna.co.kr