Go to Contents
検索

記事一覧

韓国の22年GDP成長率2.6% 10~12月期は0.4%減

2023.01.26 09:50

【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が26日発表した韓国の2022年10~12月期の実質国内総生産(GDP、速報値)は前期比0.4%減少した。四半期ベースでマイナス成長を記録するのは新型コロナウイルスの感染拡大の影響が本格化した20年4~6月期(3.0%減)以来10期ぶり。ただ、22年通年では韓国銀行が予測した2.6%を達成し、2年連続のプラス成長となった。

コンテナが積み上がる港(資料写真)=(聯合ニュース)

 四半期別の成長率は、新型コロナ感染が拡大し始めた20年1~3月期(1.3%減)と4~6月期(3.0%減)に連続でマイナスとなったが、7~9月期(2.3%増)に持ち直すと、その後はプラスを維持。22年も1~3月期が0.6%増、4~6月期が0.7%増、7~9月期が0.3%増と、9期連続で伸びていた。

 年間では、19年の2.2%成長から20年は0.7%のマイナスに沈んだ後、21年は4.1%の増加に転じ、22年も2.6%のプラスを維持した。

 22年10~12月期を部門別にみると、民間消費が0.2ポイント、輸出から輸入を差し引いた純輸出が0.6ポイント、それぞれGDPを押し下げた。

 民間消費は家電製品と衣類・履物、飲食・宿泊、娯楽・文化を中心に財、サービスともに消費支出が減り、前期比0.4%減少した。4~6月期(2.9%増)と7~9月期(1.7%増)の持ち直しから再びマイナスに転じた。

 設備投資は2.3%増にとどまり、7~9月期(7.9%増)の伸び率を大きく下回った。

 輸出は半導体や化学製品などを中心に5.8%減少した。輸入は原油や1次金属製品などが減り4.6%減少。

 政府消費(政府支出)は3.2%増加した。7~9月期(0.1%増)から伸び率が拡大した。

 前期(0.2%減)に振るわなかった建設投資も非居住用の建築増加などが後押しし、0.7%伸びた。

 経済活動別の成長率は建設業が1.9%、農林漁業が1.5%、サービス業が0.8%のプラスだった。製造業は4.1%のマイナス。

 実質国内総所得(GDI)は交易条件の改善で前期比0.1%増と、3期ぶりのプラスだった。年間では前年比1.1%減となった。

mgk1202@yna.co.kr

文字サイズ

文字サイズの例

お問い合わせ

聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。

聯合ニュース日本語版では、イベントの 開催告知、取材案内、韓国関連企業 のプレスリリースなどの情報をお待ちして おります。お寄せいただいた情報は、 担当者が検討の上、ご紹介させてい ただきます。

提出

ご協力ありがとうございます。

スクラップ

シェア

リンクを取得するにはURLを長押ししてください