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韓国 低所得世帯への暖房費支援・ガス料金値下げ拡大

2023.01.26 10:48

【ソウル聯合ニュース】韓国政府は暖房費高騰の負担軽減策として、低所得世帯などに対し「エネルギーバウチャー」による暖房費支援を強化し、ガス料金の値引きを拡大する。大統領室の崔相穆(チェ・サンモク)経済首席秘書官が26日、記者会見で発表した。

会見を行う大統領室の崔相穆・経済首席秘書官(大統領室通信写真記者団)=26日、ソウル(聯合ニュース)

 光熱費などの支払いに充てられるエネルギーバウチャーは、低所得世帯や高齢者世帯など117万6000世帯を対象に今季限定で支援額を15万2000ウォン(約1万6000円)から30万4000ウォンに2倍増額する。

 韓国ガス公社は社会的配慮対象者の160万世帯に対し、ガス料金の値引き幅を現在(9000~3万6000ウォン)の2倍の1万8000~7万2000ウォンに拡大する。

 崔氏は最近の暖房費の急騰について、「ここ数年間、ガス料金の値上げ要因があったにもかかわらず料金の値上げを抑制し、2021年下半期から天然ガスの国際価格が21年1~3月期に比べ最大10倍以上急騰したことに起因する」と説明。「ガス料金の値上げは不可避で、22年の料金に値上げ要因の一部を反映した」と述べた。そのうえで、「ガス料金の値上げは世界的な現象で、世界の主要国もガス料金が急騰している。厳しい対外環境の中でエネルギー価格の現実化は不可避な側面がある」と説明した。

 崔氏は支援対象を増やすかどうかに関しては、「今回の対策の効果や支援が必要な対象、全体的な財政状況などを考慮し総合的に検討する」と述べた。

kimchiboxs@yna.co.kr

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