【ソウル聯合ニュース】韓国消防庁は7日、トルコ南部の地震による行方不明者の捜索と救助活動に当たるため、国際救助隊を現地に派遣すると発表した。
6日に発生した地震で倒壊した南東部ディヤルバクルの建物で救助作業を行う人たち=(EPA=聯合ニュース)
韓国政府はトルコ政府の要請を受け、国際救助隊の派遣を決めた。国際救助隊は7日午後に集合し、出動準備を整えて出発する予定だ。現地では先端装備を使って行方不明者の捜索と救助活動を行う。
1997年に設立された国際救助隊は、これまでも旅客機墜落事故や地震、遊覧船沈没などの海外の災害現場に10回以上派遣され、人命救助活動に取り組んできた。
トルコでは6日未明にシリアと国境を接する南部でマグニチュード(M)7.8の大規模な地震が発生し、これまでに両国を合わせて4000人以上の死者と1万8000人以上の負傷者が出ている。
米国や欧州連合(EU)など各国・地域が次々と支援や救助隊派遣を発表している。日本からも約20人からなる国際緊急援助隊の先発隊が出発した。
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