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韓国軍が米迎撃ミサイル購入へ 潜水艦発射の北朝鮮巡航弾に対抗 

2023.03.13 20:00

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が潜水艦から戦略巡航ミサイルを発射する訓練を行ったことに絡み、韓国軍がこれに対抗する迎撃ミサイルを海外から購入するとともに、独自開発を進めることが分かった。

SM6(米海軍提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 韓国の防衛事業庁は13日、防衛事業推進委員会を開催し、このような内容を盛り込んだ事業案を可決した。

 同事業は巡航ミサイルを迎撃できる米国製の艦対空ミサイル「SM6」を米国製の防衛装備品を購入する際に利用される制度「対外有償軍事援助(FMS)」で調達するもの。

 事業期間は2023~31年で、総事業費として7700億ウォン(約790億円)が策定された。

 また米国製の艦対空ミサイル「SM2」に代わるミサイルを国内で開発・量産する事業案も可決された。2030年まで事業が進められ、総事業費は量産を含めて6900億ウォン。

 SM6が導入され、SM2に代わるミサイルが戦力化されれば、迎撃可能な範囲が広がり、北朝鮮の巡航ミサイルや弾道ミサイルなどへの対応能力がさらに強化される。

 米最新鋭ステルス戦闘機「F35A」を追加導入する韓国軍次期戦闘機(FX)2次事業は購入計画が可決された。28年までに約3兆7500億ウォンをかけて約20機をFMSで調達する。20機が追加されれば韓国軍のF35Aは60機程度に増える。

 また駆逐艦に搭載したり、黄海の西北島しょに配備したりする無人機を国内で研究開発する事業案も可決された。事業期間は31年までで、総事業費は約5500億ウォン。

 韓国型戦術地対地ミサイル(KTSSM)を改良し、移動式発射台(TEL)で運用するための事業も可決され、32年までに約1兆5500億ウォンが投じられる。

yugiri@yna.co.kr

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