◇北朝鮮が東へ弾道ミサイル2発 さらなる挑発に備え韓米警戒
北朝鮮が14日、朝鮮半島の東の海上に向けて弾道ミサイルを発射した。韓国軍合同参謀本部によると、午前7時41分ごろから同51分ごろにかけ、北朝鮮南西部の黄海南道・長淵付近から東海へ短距離弾道ミサイル(SRBM)2発が発射された。合同参謀本部は「軍はさらなる発射に備え、監視と警戒を強化し、韓米間で緊密に連携しながら万全の態勢を維持している」と伝えた。北朝鮮の弾道ミサイル発射は今年5回目。
北朝鮮のミサイル発射場面(資料、北朝鮮・朝鮮中央テレビの映像から)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
◇北の巡航ミサイル発射 米補佐官「安保の阻害容認できない」
サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は13日(現地時間)、北朝鮮が潜水艦から戦略巡航ミサイルを発射したことに関して具体的な分析を進めているとし、安全保障を阻害する北朝鮮の行為を容認しないと強調した。また、北朝鮮が挑発の口実としている韓米合同軍事演習は日常的で防衛的な性格だとして、むしろ北朝鮮が域内の緊張を高めていると批判した。米国務省のプライス報道官は、北朝鮮の脅威に対処し、朝鮮半島の完全な非核化の進展に向けて同盟やパートナーとの緊密な協力に焦点を当てていると明らかにした。
◇娯楽・文化物価上昇率が14年ぶり高水準 団体旅行・動画配信など
統計庁によると、2月の支出目的別の消費者物価指数のうち、娯楽・文化物価指数は105.86で前年同月比4.3%上昇し、2008年12月(同4.6%上昇)以来、14年2カ月ぶりの高水準となった。先月の娯楽・文化物価上昇をけん引したのは、新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いたことで復活した団体旅行だ。2月の団体旅行費は9.3%上昇した。ネットフリックスやWATCHA、wavveなどの動画配信サービスやゲームアイテムなどのオンラインコンテンツ利用料も3.1%上昇した。
◇中部の工場火災13時間後に鎮火 タイヤ21万個全焼
タイヤ大手、ハンコックタイヤの中部・大田の工場で発生した火災は12日午後10時ごろ、発生から約13時間後に消し止められた。この火災で、作業員10人と消防隊員1人の計11人が煙を吸うなど軽傷を負って治療を受けたが、全員帰宅したという。今回の火災により、物流倉庫にあったタイヤ21万個が焼けた。最初に通報した工場関係者は、タイヤの成形圧出機械から火が出たと説明した。
◇新規コロナ感染者1万1401人 前週比約880人減
中央防疫対策本部は、14日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1万1401人増えたと発表した。新規感染者数は前週の同じ曜日に比べ約880人減少した。