【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は２０日、「全国で人民軍隊への入隊、復隊（再入隊）を熱烈に嘆願（志願）した青年の数が１９日現在、約１４０万人に達している」と報じた。
朝鮮中央通信によると、各地で若者が次々と軍入隊、再入隊を志願している＝（朝鮮中央通信＝聯合ニュース）≪転載・転用禁止≫
朝鮮中央通信は「無謀この上ない核戦争挑発の策動に狂う米帝と南朝鮮かいらい逆賊へのこみ上げる憤怒と敵対心」が全国各地で燃え上っているとした。各地の工場や企業所、農場などの具体名を挙げながら、約９５万人の若い労働者が入隊または再入隊を決めたと伝えた。大学生だけでなく、「高級中学校（高校）」の生徒も入隊を志願したという。
北朝鮮メディアは１８日付でも、１７日だけで８０万人の若者が軍入隊・再入隊を志願したと報じている。
北朝鮮はこれまでも外部との確執が深まると、若者が軍入隊・再入隊を志願したと内外に宣伝してきた。住民の危機意識を高めると同時に体制の結束を誇示する狙いとみられる。
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