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韓国の出生率0.81 1~3月期で過去最低

2023.05.24 15:29

【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が24日発表した「人口動向」によると、1~3月期の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの推定数)は0.81にとどまった。前年同期より0.06低く、1~3月期としては過去最低を更新した。1を下回るのは16四半期連続。出生数は年初に多く、年末が近づくにつれ減る傾向があることから、今年下半期の合計特殊出生率はさらに下がると予想される。

病院の新生児室(資料写真)=(聯合ニュース)

 3月の出生数は2万1138人で前年同月比8.1%減少した。1~3月の累計も6万4256人と前年同期比6.0%減り、3月と1~3月期ベースでいずれも過去最低となった。

 1~3月期の年齢別の出産率(当該年齢の女性1000人当たりの出生数)をみると、30~34歳が最も高く、35~39歳、25~29歳、40歳以上、24歳以下の順だった。このうち35~39歳と40歳以上で前年同期の数値を上回ったことから、出産年齢が上昇していると分析された。

 また、1~3月期の出生数のうち第1子が占める割合は63.8%に上った。前年同期より2.1ポイント高い。第2子の割合は1.7ポイント、第3子は0.4ポイント、それぞれ低下した。    

 死亡数をみると、3月は前年同月比35.2%減の2万8922人、1~3月期は前年同期比14.2%減の8万9015人だった。これまで死亡数を押し上げていた新型コロナウイルスの流行がほぼ終わり、前年比で大幅マイナスになったとみられる。

 ただ、死亡数が出生数を上回る人口の自然減は41カ月続いている。3月は7784人の自然減だった。

 3月の婚姻件数は1万8192件で、1~3月期は5万3964件となった。前年同期比18.9%増加し、過去最大の上昇率を記録した。新型コロナの影響で減少していた婚姻件数が年初から急速に持ち直しつつある。

 離婚件数は3月が8255件、1~3月期は2万2734件で前年同期比1.6%増加した。

mgk1202@yna.co.kr

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