◇尹大統領が米NYへ出発 国連総会出席へ
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は18日午前、国連総会に出席するため、米ニューヨークに向けてソウル南方、京畿道・城南のソウル空港(軍用空港)を出発した。4泊6日の日程で、尹大統領が国連総会に出席するのは昨年9月に続き2回目となる。尹大統領は20日(日本時間21日未明)、一般討論演説を行う。北朝鮮とロシアの軍事交流に対し警告を発し、国際社会の連帯を呼びかけるとみられる。
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が国連総会に出席するため、米ニューヨークに向けて京畿道・城南のソウル空港(軍用空港)を出発した。出発前にあいさつする尹大統領=18日、城南(聯合ニュース)
◇鉄道ストが終了 段階的に運行正常化へ
全国鉄道労働組合(鉄道労組)が実施していた全面ストライキが、18日午前9時をもって終了した。高速鉄道のKTXと一般列車は同日夜までに段階的に運行を再開するとみられる。鉄道労組はKTXとSRT車両の統合運行や相互連結のほか、安全性を高めるとして4組2交代勤務制の全面実施などを求めて14日から4日間のストライキに突入した。事実上の警告としてのストライキを終えた鉄道労組は、国土交通部と会社側の立場を見極めながら次のストライキの準備に入る予定だ。
◇訪ロ終えた金正恩氏 プーチン氏の歓待に謝意
北朝鮮の朝鮮中央通信は、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)がロシア訪問を終えて帰国の途に就いたと報じた。同通信は、金正恩氏が最後の訪問先であるウラジオストクに2日間滞在し、軍事、経済、科学、教育、文化分野のさまざまな対象を視察したと伝えた。また、「金正恩同志はロシア訪問の全期間、プーチン大統領とロシア指導部、人民が格別の関心を払い、行く先々で手厚く歓待してくれたことに対して謝意を表し、ロシアの繁栄と人民の幸福・利益を宿願した」と伝えた。
◇来年のソウル市「生活賃金」は1275円 2.5%引き上げ
ソウル市は、同市の傘下機関などに適用する基本賃金「生活賃金」について、2024年度(1~12月)の時給を1万1436ウォン(約1275円)で確定したと発表した。今年度の生活賃金(1万1057ウォン)から2.5%引き上げ、政府が8月に告示した24年度の最低賃金9860ウォンより1576ウォン高い。これにより、来年1月1日から対象者は法定労働時間である月209時間(週40時間)勤務すれば239万124ウォンを受け取ることになる。