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秘書に性的暴行の韓国前知事 上告審で実刑判決(9月9日)

≪懲役3年6カ月確定≫

 韓国大法院(最高裁)は9日、元女性秘書に対する性的暴行の罪などに問われた韓国の前忠清南道知事の安熙正(アン・ヒジョン)被告の上告審で、二審判決を支持し、懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡した。

 大法院は安被告が威力を行使して性的暴行を行ったと認定した二審の判断を支持した。暴行や脅迫のように明らかでなくても社会的地位や権力も威力に該当し、性的暴行に至り得ると判断。「秘書という立場を考えた時、十分に威力が作用し、性的暴行に至り得る」との二審の判断に問題がないと結論づけた。

 被害供述の信ぴょう性にも問題がないと判断した。被害者の供述の重要な部分が一貫し、合理的である時、矛盾した部分がない時などはむやみに排斥してはならないと説明。男女平等の観点から性的問題を巡る敏感さに配慮した判断といえる。

 安被告側が3月に二審判決を不服として上告し、被害者の供述の信ぴょう性を問いただす必要があると主張した内容は全て退けられたことになる。

 上告が棄却されると、法廷では事件関係者が対照的な反応を示した。法廷内で拍手が起きた一方、安被告の弁護側は報道陣に対し「遺憾だ。申し上げることはない」と短く述べ、裁判所を後にした。

 安被告は秘書だった女性に対する業務上威力による姦淫や強制わいせつの罪などで昨年4月に在宅起訴された。同年8月の一審判決は「被害者の心理状態がどうだったかは別として、少なくとも被告人が威力を行使したというような状況はない」として無罪としたが、二審で高裁は「被害供述に一貫性があり、信ぴょう性が認められる」として、一審判決を破棄し懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡した。

(2019年9月9日、聯合ニュース)

2019.09.09 14:38

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