≪問い合わせ殺到≫
ミャンマーで軍のクーデターに抗議するデモ参加者らへの弾圧が続き、情勢が悪化する中、韓国行き臨時航空便が予約で満席になっている。
現地の航空業界によると、11日と13日の仁川行きのミャンマー国際航空(MAI)の臨時便は既に満席状態だ。米国やドイツなどが自国民に出国を命令・勧告したのに加え、先月ヤンゴンで韓国の銀行大手・新韓銀行の行員が会社の車両で帰宅中、銃撃を受けてけがを負った事件が影響したとみられる。
新型コロナウイルスの影響で、MAIの臨時便はミャンマーから出国するほぼ唯一の手段となっている。
韓国外交部も、ミャンマーに駐在する国民に対し、重要な業務ではない場合、出国するよう求めた。
臨時便の予約業務を担当する旅行会社には1日に問い合わせの電話が殺到した。関係者は「一番早く出国できる航空便に関する問い合わせが多かった」と話している。
(2021年4月2日、聯合ニュース)
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