≪偶像化続く≫
北朝鮮が、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の最高指導者就任からの10年間で国力が飛躍的に向上する新時代が到来したと主張するなど偶像化を続けている。
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は20日付の記事で、2017年の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」の発射をはじめ、北部・両江道三池淵の建設事業など10年間の成果を振り返り、「偉大な金正恩時代が荘厳に噴き上がった」と宣伝した。
また、こうした成果は敵対勢力による妨害など数々の試練を克服して得たものだとして「ほかなら10年どころかたった10日も耐えられないだろう」とたたえた。
(2021年12月21日、聯合ニュース)
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