≪記者会見で説明≫
東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出計画を巡り、現地を視察した韓国の視察団が31日、視察の結果を説明する記者会見を開いた。視察団の団長を務めた劉国熙(ユ・グクヒ)原子力安全委員長は、汚染水を浄化処理する多核種除去設備(ALPS)の性能などを重点的に点検したとし、「ALPS入口・出口の汚染水濃度の生データを取得した」と明らかにした。
劉氏は「科学技術的な検討において意味のある進展があった」と評価したうえで、ALPSの定期点検項目や維持管理計画を取得して確認していくと伝えた。
(2023年5月31日、聯合ニュース)
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