≪約2400万円の損失回避≫
人気グループBTS(防弾少年団)などを擁する韓国芸能事務所、HYBE(ハイブ)の社員3人が昨年、BTSのグループ活動休止発表前に未公開情報を利用して保有していた同社の株式を売却したとして、金融監督院の資本市場特別司法警察は31日、3人を資本市場法違反の容疑で送検したと明らかにした。
3人はBTSがグループ活動休止を発表する前に保有していた株式を売却し、計2億3000万ウォン(約2400万円)の損失を回避したとされる。同社の株価は活動休止発表後に急落した。
一方、金融監督院はハイブがBTSのグループ活動休止という情報をSNS(交流サイト)で公表し、株主の混乱を招いたと指摘。上場した芸能事務所は情報公開の透明性を確保するシステムを備える必要があるとした。
(2023年6月1日、聯合ニュース)
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