≪新たな発射場から打ち上げか≫
北朝鮮は先月31日の軍事偵察衛打ち上げに失敗したものの、対外メディアの朝鮮中央通信を通じて1日、打ち上げ場面の写真を公開した。
写真を見ると、西部の平安北道・東倉里にある西海衛星発射場ではなく、新たに建設した発射場から打ち上げたと推測される。
北朝鮮は西海衛星発射場から3キロほど離れた海沿いに新たな発射場を造成していた。
一方、北朝鮮住民向けメディアの党機関紙・労働新聞、朝鮮中央テレビなどは打ち上げ失敗のニュースを伝えていない。
先月31日に衛星を載せて打ち上げられたロケットは2段目のエンジンが点火せず、朝鮮半島西側の黄海に墜落した。打ち上げから約2時間半後、国家宇宙開発局は朝鮮中央通信を通じて打ち上げ失敗を認めた。
(2023年6月2日、聯合ニュース)
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